メバル開幕戦。
先日までの極太仕掛け ハリス16号から…
極細仕掛け ハリス0.8号へ…
(ほぼ実物大)
ここ数年 急速に老眼になったせいで 極細ラインに小針を結ぶのは至難の業。
しかし これもメバルを釣るため。
この時点で妥協すれば,メバルは振り向いてくれない。
お久しぶりです。鳴門海峡。
明け方 車の中で暖をとっていると,強風で車が揺れている。
開幕戦だというのに 朝から風速11m吹いてる…
メバル凪には ほど遠いコンディション。
今日はシラサ一本勝負。
しかし 釣具屋で買ったシラサが とんでもなく大きかった…
仕入れの時期や場所によるものだろうが,この時期にあれほど大きいとは。
鯛やスズキを釣るにはいい大きさ?だが,
メバル釣りに何とか使えそうなものは半数以下。
急遽 もう一軒別の釣具屋でシラサを追加。
何とか一日釣れるだけの量を確保。
メバル開幕戦だけあって メバルマスターの方々が乗船。
今日は一日北西の風が強そうなので 太平洋側へ。
最初の流しから ブルッとアタリが。
今期最初の1匹は 25cm。
いい感じで一流しごとに当たってくる。
メバル名人の竿が満月にしなる。
こちらも良型 連発!!
私も負けじと25cm級のダブル。
もう一匹 同サイズがかかっていたが 取り込み寸前に針ハズレ。
しばらくは浮いているのだが タモを取りに行っている間に 意識を取り戻し海の中へお戻り。
低水温の時期なので 食いが浅く 針は口の皮一枚でかかっていることが多い。
教訓 タモは手の届くところにおいておこう。
風速10m前後の風の中 竿先を動かさないようにするのは大変。
全身の関節をショックアブソーバーにして竿先が揺れないように。
特に短竿や硬めの竿を使っている場合は注意が必要。
努力を怠らないと メバルは必ず応えてくれる。
このサイズがたくさん混じればよいのだが
サイズにばらつきがあるものの,どこの漁場でもアタリはある。
釣り上げたメバルが小魚などのベイトを吐いている。
これは自然のエサ流れがあるということ。
自然のマキエ?が効いている状態なので,
低水温にかかわらず 活性が高いようだ。
昼までに40匹?くらい確保。
昼過ぎに海峡周辺にもどってきた。
潮が緩く サビキには当たりそうにないが
シラサなら良型がポツポツ拾える。
粘って4連。
最後の漁場で
かけ上がりなので,根掛かりに注意しながら
粘りに粘って 7連 パーフェクト♪
これを最後に 納竿。
帰り道 橋の下は激流。
観潮船より海面から近いせいか 迫力満点。
本日の水揚げ。
水揚げ寸前にナチュラルリリースや
追い食いを待っているうちに根掛かり→仕掛け高切れなどもあり
掛かったメバル全て取り込むことはできなかったが,
コンディションの悪い中 開幕戦にしては上出来。
シラサを使ったメバル釣りのポイントがよく分からないという方のために…
シラサ メバルの釣り方 (近々加筆修正予定)
現在は活性が高いので,サビキ釣りをすれば,シラサで釣るより数は稼げそうな感じ。
ただ,サイズ的には シラサに分があるので,どちらで狙うかは釣り人の価値観次第。
メバル極小〜15cm
メバル小 15〜20cm
メバル中 20〜23cm
メバル大 23〜27cm
メバル特大 27cm〜 とすれば
サビキで狙えば 小をメインに たまに中, 稀に大が混じる程度。
シラサで狙えば 中〜大をメインに たまに特大が混じる。
自然のエサ流れが多く 活性が高ければ サビキでも型はよくなる。
シラサで釣る場合は クリアしなければならない課題も増えるので 一概には言えない。
メバル釣りは奥が深く,努力が必ず報われる釣りなのである。
本日の釣果 メバル 〜26.5cm 70匹